知床には国内で北海道にのみ生息する日本最大の哺乳類、ヒグマが数多く暮らしています。
その数は知床半島内で約500頭と言われ、世界有数の高密度生息地域となっています。
今回はそんなヒグマについて、改めて生態や現状の課題について紹介します。
知床には国内で北海道にのみ生息する日本最大の哺乳類、ヒグマが数多く暮らしています。
その数は知床半島内で約500頭と言われ、世界有数の高密度生息地域となっています。
今回はそんなヒグマについて、改めて生態や現状の課題について紹介します。
突然ですが皆さんは「秋」という言葉を聞いてどんな景色を思い浮かべますか?
一般的なものでは色とりどりの紅葉や、きのこや栗といった食材達を思い浮かべる方も居るかと思います。
しかし知床の秋にはそれら以外にも様々な生き物達の姿や生態に溢れています。
今回はそんな秋に観られるオススメの動植物達について紹介します!
まずは冬毛のエゾシカ達から!
エゾシカは冬の枯れ木や落ち葉に紛れるこげ茶色の服に身を包み始めます。
そんな衣替えと同時にエゾシカにとって秋は恋の季節でもあります。オス達は繁殖相手を求めて、ライバルと激しく角を打ち合う光景が各地で繰り広げられます!
次は鳥類に目を向けてみましょう。
秋は実りの季節。ミズナラは実らせたどんぐりを落とし、紺色の実のヤマブドウは我々人間からも魅力的なデザートに見えてきます!
そんな果実は冬を控えた鳥達の重要な餌資源です。果実や木の実が好む鳥は様々ですが、その中でも私のお気に入りがこの鳥。
この美しいグラデーションの可愛らしい鳥は、「ミヤマカケス」と言います。
ミヤマカケスはどんぐりが大好物で、見つけると地面に隠す"貯食"という面白い習性を持っています。
もしかしたら秋にはそんな姿を見る事が出来るかも知れません!
この写真に写っている中で黒と黄色の個体がオスで、頬から頸部の白い個体がメスです。
このツートーンがとても印象的なカモですね。
秋にはこういった動物達が知床では観察出来ますが、私達のツアーではそのチャンスがぐっっっと高まります!
【けもの道ガイドウォーク】は原生林の中を抜けて、最終的に″象の鼻"という断崖絶壁の目の前を目指すツアーですが、原生林ではエゾシカやミヤマカケス、断崖では海上のクロガモが!といったようにそれぞれ観察出来るチャンスを含んだツアーとなっています!
象の鼻と断崖 けもの道ガイドウォークについてはこちらから!