2023年11月1日水曜日

流氷ウォークのよくある質問!

◎ 流氷ウォークの催行期間は「いつから」「いつまで」ですか?

  流氷の接岸状況にもよりますが、例年ですと2月上旬から3月下旬まで
  催行しており、一度接岸すれば岩礁帯にある流氷でも楽しめます♬

  ■過去9年間の催行日程をまとめてみました。
  ・2024年シーズン  2月1日スタート、3月28日終了
  ・2023年シーズン  2月3日スタート、3月15日終了
  ・2022年シーズン  2月1日スタート、3月24日終了
    ※流氷の接岸が早かったため、1月31日にプレスタート
  ・2021年シーズン  2月1日スタート、3月30日終了
    ※流氷の接岸が早かったため、1月24日にプレスタート
  ・2020年シーズン  2月10日スタート、3月29日終了
  ・2019年シーズン  2月1日スタート、3月16日終了
    ※流氷の接岸が早かったため、1月30日にプレスタート
  ・2018年シーズン  2月6日スタート、3月26日終了
  ・2017年シーズン  2月3日スタート、3月28日終了
  ・2016年シーズン  2月4日スタート、3月29日終了
  ・2015年シーズン  2月1日スタート、3月19日終了
    ※流氷の接岸が早かったため、1月29日にプレスタート

◎ 流氷はいつなら確実にありますか?いつがベストですか?

  私たちも知りたいです!神のみぞ知る世界でしょうか…(笑)
  というのは、流氷は風向きによって接岸状況が刻一刻と変化します。
  一般的には北西風が吹けば岸寄りし、陸地側からの南風が吹くと離岸します。
  一晩で状況が変化することはシーズン中でもよくあることです。
  例年ですと2月上旬から3月中旬頃が接岸期と言われる時期ですが無いことも…

  海一面広がる流氷が無い場合、港内でご案内することもあります。
  港内はシーズン初めに接岸したものが、終了まで残ることが非常に多いです。
  
  ■シーズン中にツアー中止になるのは【悪天候時】くらいで、流氷が離岸しても
   港内で催行することができます!  

  この動画は30分間で変化する海の様子です!
  あっという間に海を埋め尽くしています。
  逆にあっという間に離岸することもあります。


◎ ツアーの時間帯は何時回がオススメですか?

  それぞれの回に特徴があります。旅行日程や楽しみ方に合わせてご予約ください。 
   ・  6:30回 朝の静寂感と流氷ならではの幻想的な雰囲気を楽しめる時間です!
   ・  9:30回 東側(山側)から陽射しがあり、写真映えする時間帯です。
   ・13:00回 真上から陽射しがあり、全体的に明るい時間帯です。
   ・15:15回 晴天時は夕陽が美しく、オレンジ色の流氷の景色を楽しめます。

6:30回 静寂感が広がる幻想的な風景9:30回 明暗がくっきり、写真映え
13:00回 陽射しがあり明るい景色

15:15回 夕陽が美しいオレンジ

◎ キャリーバック等の大きな荷物を預かることは可能ですか?

  荷室にドライスーツを積んでいるため、送迎車でお預かりすることができません。
  ホテルフロントやコインロッカーに預けてからご乗車ください。
  
  ■コインロッカーがある場所(サイズや料金、写真は2023年12月時点のものです)
   
   道の駅うとろ・シリエトク (写真①)
   ◎24時間出し入れ可能
   
   ウトロ温泉バスターミナル (写真②③④)
   ◎24時間出し入れ可能
   
①道の駅うとろ・シリエトク内、西側入口付近
 ・小型×6  300円
 ・中型×4  400円


②ウトロ温泉バスターミナル内
・大型×4(写真左側)  700円

③ウトロ温泉バスターミナル内
・中型×8(写真左側)  500円

④ウトロ温泉バスターミナル内
・小型×12  300円


◎ ツアーは何名で催行ですか?

 最少1名から催行し、最大約10名までガイド1名でご案内します。
  

◎ ツアー参加の準備は何が必要ですか?

  ・カメラは持ち込み可能ですか?写真は撮れますか?
  ・防寒着は必要ですか?
   ……etc、下記の「よくあるご質問」をご覧ください。


いかがでしたか?参考になりましたでしょうか?
まだまだご予約可能ですので、知床ウトロにお越しの方は是非ご参加ください!
同じ日本とは思えない素晴らしい流氷の景色と、流氷で楽しむ非日常的体験を、
ご参加いただく皆さんと体感できることを、スタッフ一同お待ちしております♬ 



スノーシューイングツアーどう選ぶ?

シンラのスノーシューイングツアー は3種類ありますが、どう選んだらよいかお悩みの方へ選ぶ際のご参考までにそれぞれの特色をご紹介。


❄❄フレペの滝スノーシューイング❄❄

流氷ウォークとともにシンラの冬の創業当初からの代表的なツアー。知床の特徴的な海や山の景観と森の雰囲気に手軽に触れることができる魅力があります。コースとして整備されているルートを中心に歩くので、初心者の方やお子様がいらっしゃるご家族にもおすすめです。

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❄❄絶景!知床けもの道スノーシューイング❄❄

以前は裏メニュー的にリピーターのお客様のみご案内していたエリアを歩きます。ガイドツアー以外ではほとんど利用がない、より知床らしい深い森の雰囲気や海から山と半島先端部の眺望が堪能できるツアー。高低差50m程の急斜面の上り下りがあり、どちらかというと健脚の方向けです。

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❄❄冬の知床五湖スノーシューイング❄❄

夏は知床のメジャーな景勝地の知床五湖ですが、冬季は5km手前から道路が通行止めになり立ち入りが出来ないエリアを期間限定(1月29日~3月14日)で許可を得て歩くツアー。ガイドツアー限定で、夏とは違った5つの湖の景観や凍った湖面を歩くなどのルートが楽しめます。バックカントリーで長時間のツアーになるので、トイレや体力などご心配のある方は「フレペの滝スノーシューイング」をおすすめいたします。(対象:中学生以上)



スノーシューイングツアーの服装

 


スノーシューに参加するとき、どんな服装が良いの?という疑問にお答えします。ポイントは下記の3点です。

①寒くない服装 
②天候、体感に合わせた着脱(ファスナーの開閉を含む)
③小物の活用

スノーシュー参加にて一番多いお客様の服装はスキーウェアです。しかし、スキーウェアでなくとも勿論OKです。ガイドの服装を紹介しますので、参考にして下さい。



【アウター】
スノーウェアとパンツ、スキーウェア上下やレインウェア上下でもOKです。防水が良いですが、風を通さない生地であればそれ以外でもOKです。

温かさは、下記のインナーウェアで調節してください。





【インナーウェア】保温性の高いフリース、ダウンなど
●極寒時:ダウン ⇒ フリース ⇒ 薄手のフリース 
●寒い時:フリース ⇒ 薄手のフリース

というように、当日の天候、アウターの保温性、本人の体感に合わせて重ね着の枚数を変ます。必ず●●が必要という事はありません、保温性と動きやすさを重視して重ね着をしてください。

【アンダーウェア】上下ロング丈のウールや化繊の下着
上下ロング丈のアンダーウェアを着用しています。綿素材は汗などで濡れると、乾きずらく体を冷やすので、ウールや化繊をお勧めします。

【靴下】厚手
靴下は、是非厚手のものをご用意ください。足元はとても重要です。ただ、ガイドの中には保温性の高い靴を履いて、薄手の靴下を履いてる者もいます(笑)


【小物】帽子・手袋・ネックウォーマー・サングラス

暖かい帽子、グローブは必須です。ネックウォーマーは是非お勧めします。サングラスは、雪からの照り返しが晴天時には強いのでお持ちでしたらご持参ください。



【靴】スノーブーツ

保温性のあるスノーブーツをお勧めします。もし、保温性が心配な時は、厚手の靴下にて調節してください。







※必ず、この服装をしなければという事はありません。①寒くない服装 ②天候、体感に合わせた着脱(ファスナーの開閉を含む)③小物の活用 を念頭に考えてみてください。また、ちょっと心配な時などは「ホッカイロ」なども上手に活用してください。

2023年10月17日火曜日

ハロウィンフェスin2023 開催しました!!

昨日、秋晴れの下でハロウィンイベントを子供たちと楽しみました。

「みてみてー」「できたよ!」という、子供たちの明るい声に私達も楽しい時間を過ごせました。ご参加ありがとうございました。

今年はベンチを置いて、歓談も。

午前中は、保育所園児も遊びに来てくれました。可愛い絵もありがとう!

熊が今年はいちごチョコを買いに来ました。新しい試みとしてシンラのガイドとバードコール作りも。難しかったかな??

オホーツク総合振興局にて、エコバック作り体験と、ねんど作り体験が開催されのべ80人が体験しました。

【仮装コンテスト】
仮装コンテストは、今年も力作揃い。楽しい仮装をありがとうと素敵な写真をありがとう!

【知床5・7・5コンテスト】

今年は「知床5・7・5コンテスト」も開催。ウトロの良い所を言葉で表現するのは、ちょっと難しかったかな?でも、沢山の力作を楽しませてもらいました。


ご協賛いただきました、オホーツク総合振興局、パンダが笑ったら(網走)、APU(ウトロ)、波飛沫(ウトロ)ありがとうございました。




2023年10月6日金曜日

「HOKKAIDO地域限定クーポン」使えます!!

HOKKAIDO LOVE!割「秋冬キャンペーン」で貰った「HOKKAIDO地域限定クーポン」はシンラで使えます!!


※HOKKAIDO LOVE!割「秋冬キャンペーン」についてはこちらをご参照ください。

※「秋冬キャンペーン」は、7月14日までのHOKKAOIDO LOVE!割と制度の変更があり、シンラのツアー代金の割引はありません。宿泊施設などで配布されたクーポンのご利用のみ可能です。






 


 

2023年10月1日日曜日

冬のツアーの予約開始ついて

シンラの冬のツアー(12月~のツアー)の予約は、9月から順次開始します(一部を除く)。

なお、流氷ウォーク®の予約開始については、お問い合わせを多数いただいており、ご予約開始日が決定し次第、希望者にメールご連絡を差し上げています。ご希望の際は、こちらにメールアドレスをご登録ください。

さあ、冬の知床を、来年もエンジョイしましょう!!


【9月1日~予約スタート】
12-1月 冬の一日満喫ツアー:12/1~1/15
フレペの滝スノーシューイング:12/1~3/31
絶景!原始の森けもの道スノーシューイング:12/1~3/31
野生動物ウォッチング:12/1~3/31
ロケーションガイド:12/1~3/31
 
【10月頃 ~予約スタート】
冬の知床五湖スノーシューイング:1/21~3/21(予定)  
  
【11月~予約スタート(予定)】
流氷ウォーク®:2/1~3/31
冬の一日満喫ツアー :2/1~3/31
(セット①)流氷ウォーク®+フレペの滝スノーシュー:2/1~3/31
(セット②)流氷ウォーク®+ 絶景!原始の森けもの道スノーシュー:2/1~3/31 
 
 
 【予約スタート済】
秘境の森散策&焚火サンセットツアー:11/1~12/20 
 



 

2023年9月27日水曜日

ヒグマについて

知床には国内で北海道にのみ生息する日本最大の哺乳類、ヒグマが数多く暮らしています。

その数は知床半島内で約500頭と言われ、世界有数の高密度生息地域となっています。

今回はそんなヒグマについて、改めて生態や現状の課題について紹介します。



ヒグマは最大で体長2m、体重400kgになる大型の哺乳類です。
肉食のイメージが強いですが実は食物の9割が植物質のもので、ミズバショウの根やどんぐり・果実を好みます。

しかし今年はどんぐりは不作、セミも少ないといった餌不足の年で、ヒグマ達も苦労している様です…!


また彼らは運動神経が良く、時速50kgで走る事が出来て木登りや泳ぎも得意というトップアスリート顔負けの力を持つ動物であり、アイヌの方々は「キムンカムイ(山の神)」と呼び神聖な動物として崇めていました。


しかし実は今知床では、車を降りてヒグマに近づいてしまうという問題が起こっています。
この行為は道路を狭め渋滞や交通事故を起こすだけでなく、ヒグマに襲われる危険もあります。

こういった問題を無くす為には、
ヒグマと適切な距離感を保ちつつどんな動物かを知り、「正しく恐れる」事が大切ですね…!


                                

ですがそういったヒグマと適切な距離で接する事が出来るのも、ガイドツアーならではだと思います!

この写真は知床五湖地上遊歩道で二湖を撮ったものですが、こんな絶景を眺めながらヒグマを含めた知床の動植物達の息吹を、神々の土地知床でぜひ一緒に感じましょう!






2023年9月26日火曜日

秋の知床のオススメ

 突然ですが皆さんは「秋」という言葉を聞いてどんな景色を思い浮かべますか?

一般的なものでは色とりどりの紅葉や、きのこや栗といった食材達を思い浮かべる方も居るかと思います。

しかし知床の秋にはそれら以外にも様々な生き物達の姿や生態に溢れています。

今回はそんな秋に観られるオススメの動植物達について紹介します!


まずは冬毛のエゾシカ達から!

エゾシカは冬の枯れ木や落ち葉に紛れるこげ茶色の服に身を包み始めます。

そんな衣替えと同時にエゾシカにとって秋は恋の季節でもあります。オス達は繁殖相手を求めて、ライバルと激しく角を打ち合う光景が各地で繰り広げられます!


次は鳥類に目を向けてみましょう。

秋は実りの季節。ミズナラは実らせたどんぐりを落とし、紺色の実のヤマブドウは我々人間からも魅力的なデザートに見えてきます!

そんな果実は冬を控えた鳥達の重要な餌資源です。果実や木の実が好む鳥は様々ですが、その中でも私のお気に入りがこの鳥。

この美しいグラデーションの可愛らしい鳥は、「ミヤマカケス」と言います。

ミヤマカケスはどんぐりが大好物で、見つけると地面に隠す"貯食"という面白い習性を持っています。
もしかしたら秋にはそんな姿を見る事が出来るかも知れません!



お次はこんな鳥


これは「クロガモ」という鳥で、日本には秋から九州以北の海上に飛来しますが、東北以南では見かける事が少ない鳥です。

この写真に写っている中で黒と黄色の個体がオスで、頬から頸部の白い個体がメスです。
このツートーンがとても印象的なカモですね。


秋にはこういった動物達が知床では観察出来ますが、私達のツアーではそのチャンスがぐっっっと高まります!

【けもの道ガイドウォーク】は原生林の中を抜けて、最終的に″象の鼻"という断崖絶壁の目の前を目指すツアーですが、原生林ではエゾシカやミヤマカケス、断崖では海上のクロガモが!といったようにそれぞれ観察出来るチャンスを含んだツアーとなっています!

                                    象の鼻と断崖

 けもの道ガイドウォークについてはこちらから!
 →https://www.shinra.or.jp/animal_trail_guide_tour.html


ぜひ私達ガイドと共に、秋の動植物達を探してみましょう!!











2023年8月30日水曜日

カムイワッカ湯の滝!!

SNSでも「いいね👍」が多い、「カムイワッカ湯の滝」

ウトロ温泉街から約23キロ、知床五湖よりさらに砂利道を約11キロ走った場所にある「カムイワッカ湯の滝」。

落石の影響で2006年より立ち入りが規制されておりましたが、近年期間限定(2023年は10月1日まで)で、再度立ち入りが可能となりました。

人の立ち入りが少ないこのエリアへは、動物や野鳥との遭遇にも気を引き締めて、向かいます。



現地に付くと、そこは「秘境」という言葉にふさわしい、「空気感」「気温」「鳥のさえずり」。日常を忘れる圧倒的な景色です。
濡れてもよい服装で、ウォーターシューズやサンダルを履き、ヘルメットを装備して、いざ、「カムイワッカ湯の滝」へ!



水しぶきを浴びながら、原生林の木々と、青い空に囲まれた川を登ります。
上れば上るほど、湯温があがっていく不思議な川は、まさに「地球のパワー」を体感できる秘境スポット。
現在は、四の滝下部まで上ることができ、ここまで登ると、ぬるめのお風呂くらいの湯温になります。


片道約400m。高低差は約80m。
川の入り口から四の滝までの往復で、80分前後の滝のぼりツアー。
温泉成分を含む水が流れているため、足元は滑りやすいので、登下降には注意が必要です。


秘境感あふれる「カムイワッカ湯の滝」。シンラでは「貸切カムイワッカ湯の滝のぼりツアー」でご案内中です。




秋限定のツアー!

森散策の楽しい季節!
「秋」
紅葉が美しく、木の実がなり、動物の活動が活発になる季節。
知床旅行のお勧めシーズンです。

シンラでは、「秋」ならではのツアーも沢山あります。
ご一緒に、旬の自然を楽しみましょう!

命を懸けて力強く川を遡上する姿は必見です!!

野鳥の飛来や、秋ならではの野生動物達の活動も


本州の標高、2000M相当に準ずる景観が楽しめる知床五湖。それゆえに、味わえる非日常感も。
(軽登山に準ずる体力、装備が必要です)

「宝探し」をしながら、原生林の森を探求する。子供も大人も楽しめる新しい形のツアーです


オホーツク海に沈む夕陽を楽しみながら、焚火を楽しむ。2022年スタートの新しいツアーです


■知床釣り体験:9/1~11/30
港で手軽に釣りを楽しみましょう!