何の植物でしょうか?
写真を順に追ってご覧ください。
黄色の花が咲きました。
背景に白色の何かが写っています。
もう分かりますよね?
ミズバショウの花(肉穂花序)のアップ写真でした!
ミズバショウの白い部分は花(花弁)ではありません。
仏炎苞と呼ばれる葉が変形したものです。
サトイモ科の植物に見られる部分で、他の植物では仏炎苞が黒いザゼンソウがあります。
ではなぜ仏炎苞があるのでしょうか?
ミズバショウの受粉を助けてくれる昆虫は何でしょうか?
英語で表記するとskunk cabbage、臭いがきついのか⁉
たくさんの???が出てきます。
では、一つずつ考えてみましょう。
仏炎苞の役割=
昆虫を呼ぶために目立たせている。自身のにおいをアピールするため。
(熱を蓄えているという説もあり、熱で昆虫を寄せている?)
呼ばれる昆虫=
ハエ科の昆虫。雪解け直後に活動する昆虫は主にハエの仲間たち。
独特なにおい=
ハエ科の昆虫を呼ぶため。蜜のように甘いにおいでなくてもよい。
ミズバショウの見方が変わってきましたか?(笑)
植物や動物のなぜ?を考えたり見つけたり、その答えを調べてみると意外な一面や
新しい発見があり、ワクワクドキドキしてきます。
皆さんの身近にある植物だとタンポポをテーマにすると面白いでしょうか。
是非この機会に、なぜ?どうして?を掘り下げて、自宅で植物や動物観察をしてみてください!
外には出れないけども自宅で季節を感じてみましょう!
そして外に出られるようになったらその答えを探しに知床へ遊びに来て下さいね♬
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